下仁田町のみんなの居場所 カレーディエム/イマココ

下仁田町を知ってもらえたらと、野外音楽イベントを10年にわたり開催してきたオーナーご夫妻と仲間たちが、いつでも下仁田に訪れていただけるような場所がつくりたいという想いで作り上げたお店カレーディエム/イマココ。

1年半掛けて古い民家を総勢50名以上の老若男女でDIYし、飲食店へと生まれ変わりました。下仁田町人はもちろん、町に訪れる人々が、気軽に集える場所として2023年3月4日にGrand OPEN。

共働き世帯の小中学生たちが、宿題カフェのように使ったり、他愛のない話しをしにお年寄りが集まったり、人と人の距離の近い田舎ならではの、微笑ましくどこか懐かしい光景がそこには確かに存在していました。

また、無料で使えるテラスやイベントスペースが造られ、ピアノ・ドラム・ギターなどの楽器も誰もが自由に使い、日々アコースティックライブが突如として開催されるような、楽しいお店となっています。

【カレーについて】

オーナーがインド人の友人に作ってもらったカレーに感銘を受け、スパイスカレーに目覚めはじめたカレー作り。多くの友人や家族に食べて喜んでもらうため、独自の進化を遂げ、日本人の多くの人にも好まれる欧風スパイスカレーに。(オーナー曰く、あまりに独特な作り方のため、インド人が見たら助走して飛び蹴りをされるくらい、初めに教わったものとは異なるものとなっているとのこと)

【ジェラートについて】

併設するジェラートショップimacoco(イマココ)のジェラートは、店長が地元食材を用い作る、濃厚ながらさっぱりとした味わいが魅力です。季節の旬の食材を活用し、他では決して味わうことのできない斬新なジェラートが味わえます。各一口サイズでたくさんの味を楽しめる10種盛りが人気!

【イベントスペース】

下仁田町民のみならず、町外の方も無料で使用いただけます。イベント開催などのご相談も可能です。

《公式インスタグラム》

🥄カレーディエム https://www.instagram.com/currediem/

🍨イマココ https://www.instagram.com/gelato_stan…

《関連サイト》

🏕バイブレーションテーブル現実化委員会
https://vibrationtable.wixsite.com/sh…

🎤F.T.WrecordのVibration table計画
http://blog.livedoor.jp/ftwrecord

下仁田町最古の洋食屋 百年店舗 日昇軒

下仁田町で最古の洋食屋”日昇軒(にっしょうけん)”は、コロナ禍を経てなお一層地域の人々とのつながりを強固にしている。

 早朝から11時ごろまでは、近隣の工場や役所など、得意先のお弁当づくりと配送で忙しい。
お弁当やテイクアウトで、地元の産業を食で支え続けることも地域貢献の一つであるが、出来たてを食べていただくことは、調理人誰もが願う事だ。

四代目の北村健二郎が目指す店は、皆が集い笑い合い、お腹も心も満たされる、そんな賑やかな洋食店だ。そのルーツは修行先、そして父親にあった。

父の考案したバラエティセットは、ハンバーグやエビフライ、オムレツにポークソテーなど複数のメイン料理がワンプレートで楽しめる、いわば「大人のお子様ランチ」。60年以上前から不動の人気を誇る大人気メニューで、バラエティセットを目当てにランチに通う人が絶えない。

夜は定番メニューの他に、フレンチコースも提供する。その昔「スパゲッティミートソースにご飯がつくんですか?」と言われた町で、フレンチ技法が花を咲かせ、現在は舌の肥えた老若男女を唸らせている。軽井沢帰りの都会人や、予約で遠方から訪れる人も多い。

高齢化の進む地域において、様々な変化を伴いながら、自分らしい店づくりを追求してきた。そしてこの数年のコロナ禍も、立ち止まらずずっと走り続けている。しかし店の跡継ぎはいない。彼の一番の願いは、店を任せられる若い仲間の出現だ。「あと十年出来るかな?」と北村は言う。

百余年もの長きにわたり、地域の拠り所であり続けるこの賑やかな洋食店を、次の百年に繋ぐことが出来るのか。